白いゾーン~ダメな私のSM体験~

悩める女性に向けて。 性、あるいは生き方を、SMという行為を通して書きだすブログ。 18禁。

アブノーマルな世界なら、ちょっと変わっていたっていい?


SMの世界は、普通のセックスの延長にあるものと、そうでないものがある。

ソフトSM” は目隠しや手錠、あるいはいやらしさを指摘されたりしながら、昂っていったところでセックスする、という前戯的な世界である。
もう一つは”本来のSM”…叩いたり、罵られたりと少しハードで、一見すると愛情とは程遠そうな世界である。

愛情に違和感のある人は、こっちなら気を使わなくて良いし、合ってるかも?と何となく思う。
今の時代、スマホでいくらでも情報は手に入る。
少しの好奇心を片手に、彼女らは実際にSMの世界を垣間見る。

そこに広がっている世界は、甘い蜜の世界である。
愛を受け取るために、セックスしなくてもいい。
それこそが精神的つながり。
プラトニックラブ。

なるほど、まさにそれが求めているものだ。
正常じゃない、愛の形。私の心を埋めてくれる何か。

主人公は貴女かもしれない。
すぐに飛び込むほどの度胸はないが、興味は膨らんでいくばかり。
しばらく、観察を続ける。

どんどん、ディープな世界に入っていく。
普通じゃ考えられないような、手ひどい虐待のようなことまでされている人がいる。
だが、M女は喜んでいる。
確かな愛情が感じられる、と。

興味を抑えきれなくなった貴女は、掲示板や、SNSに書き込むかもしれない。
ご主人様が欲しいです。

そう書いた瞬間に、”イメージとかけ離れたメッセージ”が飛んでくる。

「いじめてあげようか」
「犯してやるよ」
「奴隷になれ」

どぎつい性欲をぶつけられるたびに、いや、そうじゃない、と思う。
なんなんだろう、このすれ違いは。


ダメでもよかったはずなのに、実は皆まともだった


このすれ違いは不幸にして起きる。

彼らがイメージするのは、セックスに繋がる方のSMである。
股間を濡らして、男を受け入れ、愛情に昇華していくほうのSM。
それは、過去に躓いた普通のお付き合いと、セックスの、少し乱暴なバージョンに過ぎない。

叩かれたり、罵られたりして喜ぶアブノーマルの世界ではない。

ちがうんです、と貴女は説明を始める。
あるいは、似たような趣向の女性を参考にする。

「愛情も責任もないくせに、SMしたいとか言うな」

そうだそうだ、と貴女は思う。
私はおもちゃじゃない。
何で、愛も何もない連中に使われないといけないのか!

「SMとセックスは別物なんだよ!」

その通りだ。

「自信を持ってください。M女といえどプライドを傷つけられたら怒っていいんです」

うんうん、ほんとだよね…
あれ、待って。そうだっけ?
私、そんなプライドなんてあったっけ?

ふと気が付いて見渡してみると「まともな」意見が溢れていることに気が付く。
愛情を安売りせずに、きちんと愛してくれる人を探しなさいと説く人。

逃げ出したはずの、自己肯定感の高い、人生をエンジョイしている、愛情をちゃんと受け取れる人の、せりふ。

何のことはない。
自己肯定感の低い人が、SMをしているわけではない。
自己肯定感の高い人が、趣味としてSMをしているだけなのだ。
考えてみれば当たり前だ。

流されずに、ちゃんと自分で選ぶ人たち。
叩いたり、罵られたりしながら、きちんと愛情の交換をできる人たち。
彼女らに、足りない部分は何もない。

人間性の欠如。

なぜ、人を愛せないとダメなのか
なぜ、人に愛されないとダメなのか

そんなことすら、そんなにピンと来ていない。
せめて、普通のセックスで感じられたら良かったな。

貴女は居場所が、SMの世界にも無いことを認識する。

love_reason


何度も繰り返して、納得すれば解消する


救いようのない話になってしまったが、このタイプの悩みの解決方法について書いておくと、意外にも「何回も繰り返してみる」ことである。

僕が思うに、この人たちはいろいろと鈍感で、何かに強く反応することが少ないのだが、許容範囲は広いという長所がある。
そして、何よりも納得するのに時間がかかる。
頭で考えたり、心の底に落とし込んだりするのが大変なのである。
ダメな事でも、何回も突き付けられないと分からなかったりする。

きっと、愛情も受け取れないわけではない。
その正体が何なのか、よく分かっていないだけなのだ。

多くの女性が20歳を境に大人になる。
仕事はアレにしようとか、何歳までに結婚しようとか、人生設計をちゃんとやりだす。
納得が遅い人は、そこまで未来をイメージできない。
体だけが女になり、心は少女のまま、周囲の変化についていけず、ちょっとずつ距離をあけながら、取り残されたような気分になっていく。

こういう人は、30歳までに大人になればよいと思う。
30歳がダメだったら、40歳、50歳でもいい。

M女の中にも、ある日突然「卒業」する人がいる。
最初はSMじゃないとダメだったけど、最後はSMじゃなくても良くなった、というのである。

彼女らはいろいろと試したり、失敗したりしながら、ちゃんと納得できた人なんじゃないかと思う。
地べたを泣きながら這いずり回った後に、蝶々のように、ふわりと空に舞い上がったのだろう。

間違い続けているうちに、正解じゃない領域が確定していく。
最後には、塗られていない場所が小さく残る。
そこが、あなたにとっての正解だ。


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